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神戸・北野の結婚式場TOASTのこと|「乾杯」という名前と、海外からわたってきた人たちが選んだ丘の話

2026.8.8


2026.08.03
TOASTのこと
神戸・北野の丘に建つ結婚式場TOAST

about toast

神戸・北野の結婚式場TOASTのこと|「乾杯」という名前と、海外からわたってきた人たちが選んだ丘の話

神戸で結婚式場を探しはじめると、たいてい一度は「北野」という地名に行き当たります。

異人館が立ち並ぶ、あの丘です。観光で歩いたことのある方も多いと思います。ただ、なぜあの場所に洋館が集まっているのか——その理由まで知っている方は、意外と少ないのではないでしょうか。

結論から言うと、北野は海外からわたってきた人たちが、自分の意思で「ここに住みたい」と選んだ丘です。そこには、はっきりした理由があります。

この記事では、まず北野という街の来歴をたどります。そのうえで、その丘の上にある結婚式場TOASTがなぜ「乾杯」という名前なのか、どんな考え方で結婚式をつくっているのかをお伝えします。会場探しの参考にしていただけたらうれしいです。

01

神戸で結婚式場を探すと、北野に行き当たる

神戸・北野の結婚式場TOASTで叶えた実際の結婚式

神戸の結婚式場は、選択肢がとても広い街です。三宮・元町のように駅から近く集まりやすいエリア、港のそばで海と夜景が見えるエリア、そして山手の丘。ホテルも専門式場もレストランも貸切邸宅もあります。

そのなかで北野が候補に残りやすいのは、会場の設備ではなく「街の空気」で選ばれるからだと思います。石畳の道、洋館の佇まい、丘から見下ろす街。会場に着く前から一日が始まっている感覚は、ほかのエリアでは代えにくいものです。

邸宅『TOAST』について

TOASTは、神戸・北野の高台に建つ貸切邸宅です。海を渡ってきた人たちが住まいを構えた丘の上にあり、港と街並みを一望できる立地に恵まれています。

空がそのまま天井になる屋上のルーフガーデン、天候を選ばない屋内のチャペル、食後にくつろいでいただく一階のラウンジ、そして街を望む専用テラス。異人館が並ぶ街並みに寄り添いながら、現代の結婚式に必要な機能を備えた、この街では珍しい邸宅です。

TOASTは、一日一組の貸切ウエディングの場として、多くのおふたりに選んでいただいてきました。玄関でゲストをお迎えし、リビングのような空間で食事をして、テラスに出て風にあたる。まるで自分たちの家に大切な人を招いたように過ごせるのが、この邸宅のいちばんの持ち味です。街の喧騒から少し離れた丘の上で、人生の節目にふさわしい静けさと景色に包まれます。調度品やしつらえにも、この場所らしい落ち着きを大切にしています。

TOASTでの結婚式は、おふたりだけでなく、ゲストにとっても長く心に残る一日になります。神戸で特別な一日を迎える舞台として、この邸宅をおすすめしています。

TOASTは、結婚式だけの場所ではありません。この邸宅を人生の節目に選ばれる場所であり続けさせるため、プロポーズやご宴席、企業とのコラボレーション、ビアガーデンなど、さまざまな取り組みを行っています。そのなかで、結婚式という一日を特別にお手伝いさせていただいています。

神戸・北野の丘から街を望むルーフトップ

ただ、この「空気」は偶然できたものではありません。北野に洋館が集まったのには、はっきりした経緯があります。少し歴史の話をさせてください。おふたりが結婚式を挙げる場所のことなので、知っておくと当日の景色が少し違って見えるはずです。

02

海外からわたってきた人たちは、なぜこの丘を選んだのか

はじめ、彼らは海のそばにいました

1868年、神戸の港が開かれます。海沿いに外国人居留地が設けられ、海外からわたってきた人たちはまずそこに住みました。今の旧居留地のあたり、つまり海側です。北野ではありません。

ところが、来日する外国人が増えるにつれて居留地は手狭になっていきます。そこで、居留地の外側にも日本人と外国人が混じって住むことが認められました。いわゆる雑居地です。北野もその範囲に入り、明治のはじめごろから少しずつ洋館が建ちはじめました。

道が整うと、彼らは丘へ移りました

転機は明治20年代です。山手に向かう道が整備されると、居留地に住んでいた外国人たちは眺めのいい山手へ、住まいを移していきました

ここが大事なところだと思っています。彼らは追いやられて丘に上がったのではありません。住む場所を選べるようになったとき、海のそばを離れて、この丘を選んだのです。港を見下ろせて、風が通って、緑が近い。異国から来た人が「ここで暮らしたい」と思った土地が、そのまま今の北野になりました。

異人館が立ち並ぶ神戸・北野の街並みと、丘に建つ結婚式場TOAST

結婚式の会場を探しているおふたりにとって、この話は少し遠回りに聞こえるかもしれません。でも、150年以上前の人たちが「いい場所だ」と判断してここに住んだという事実は、なかなか強い推薦だと思うのです。景色の良さは、時代が変わってもそう簡単に古びません。

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残された洋館と、「結婚式の街」になった理由

北野には、明治から昭和の初めにかけて200棟を超える洋館が建てられたといわれています。その多くは戦災で焼け、その後の開発でも失われました。それでも洋館は今なお残り、和風の住宅と隣り合って建っています。約9.3ヘクタールが「神戸市北野町山本通」として国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている街です(1980年選定)。

洋館と和館が同じ通りに並んでいる。これは日本のなかでもかなり珍しい景色です。だから北野を歩くと、旅先のような気分になるのに、どこか懐かしくもある——あの不思議な感覚が生まれます。

神戸・北野で叶える結婚式。ゲストに囲まれるおふたり

この街が結婚式の場所として選ばれてきた理由は、たぶんシンプルです。洋館があり、丘から街を見下ろす景色があり、写真が撮れて、そして街全体が特別な日にふさわしい顔をしている。会場の中だけで完結しないので、ゲストにとっては一日が長く感じられます。良い意味で、です。

神戸北野の結婚式場は、そうした街の性格を借りて成り立っています。TOASTもそのひとつです。

※歴史に関する記述は、文化庁「重要伝統的建造物群保存地区(神戸市北野町山本通)」および神戸北野異人館街の公開資料を参照しています。保存地区の面積は約9.3ヘクタール、選定は1980年(昭和55年)4月10日です。

04

TOASTという名前は、「乾杯」という意味です

TOAST——英語で「乾杯」を意味する言葉です。会場の名前としては、少し変わっているかもしれません。

結婚式には見せ場がたくさんあります。扉が開く瞬間、指輪の交換、手紙、退場。そのどれも大切ですが、私たちがいちばん立ち会ってきたのはグラスが上がるあの一瞬でした。

グラスを持ち上げる乾杯の瞬間

誰かが少し声を詰まらせて、笑いが起きて、全員のグラスが同じ高さに上がる。あそこで、その場にいる人たちの気持ちがひとつになります。招いた人が5人でも40人でも、起きていることは同じです。結婚式の大きさは、招いた人の数では決まらない——そう考えているからこその名前です。

運営しているのは、クレ・ドゥ・レーブ(Clef du Rêve)という会社です。創業以来、グループ全体で5000組を超えるおふたりの結婚式に携わってきました。TOASTはそのグループの会場のひとつです。

05

型をつくらない、という考え方

打ち合わせで最初にお聞きするのは、会場の説明ではなく「どんな一日にしたいですか」です。順番が逆に思えるかもしれませんが、こちらのほうが早いのです。

TOASTには「こうしなければ」という型が、あまりありません。挨拶を省いてもいい。司会を立てずにおふたりで進めてもいい。順番を入れ替えても、演出をひとつもしなくてもかまいません。反対に、やりたいことが山ほどあるなら、全部並べてから優先順位をつけていきます。

等身大のふたりらしさを大切にした結婚式

コンセプトは“心躍る結婚式”。かしこまった一日をつくることより、等身大のおふたりらしさが残ることを大切にしています。ご家族だけの少人数の会食から、1.5次会のようなカジュアルなパーティまでお受けしているのは、この考え方の延長です。

Point

「やりたいことが、既存のプランに収まらない」というご相談がいちばん多く、そしていちばん楽しい打ち合わせになります。まだ形になっていない段階でも、思いつくままお話しください。

06

邸宅のこと——ふたつのチャペルと、ラウンジ

TOASTは、北野の丘に建つ邸宅を一日一組でまるごと貸切にしていただける結婚式場です。玄関でゲストをお迎えして、お見送りまで。まるで自分たちの家に大切な人を招いたように過ごしていただけます。

屋外と屋内、ふたつのチャペル

挙式の場所はふたつあります。ひとつは屋上のルーフガーデン。空がそのまま天井になる屋外のチャペルで、神戸の街を見渡す高さです。もうひとつは屋内のチャペル。天候を気にせず落ち着いて式を進められます。

屋上ルーフガーデンの屋外チャペル
落ち着いた雰囲気の屋内チャペル

披露宴のテーブルを囲んだまま誓いを立てる宴内人前式もお選びいただけます。改まった挙式は少し気恥ずかしい、けれど節目はきちんとつくりたい——そんなおふたりに選ばれています。

食後は、一階のラウンジへ

食事が終わっても、すぐに解散にはなりません。一階のラウンジへ移って、皆さん思い思いの場所でくつろぎます。席次も進行もない時間で、ここでようやく親戚同士が打ち解けます。専用テラスもあるので、外に出て風にあたる、写真を撮る、少し静かに話す——そんな行き来も自然にできます。

日が落ちて邸宅に灯りがともると、昼とはまるで違う表情になります。夕方から夜にかけての時間が、この会場のいちばん似合う時間かもしれません。衣装は提携ショップ「TREAT」をはじめ幅広くお選びいただけて、白無垢や色打掛といった和装にも対応しています。洋館が並ぶ街並みに和装は、意外なほど収まりがいいのです。

ふたつのチャペルも夜のラウンジも、実際にご覧いただくといちばん早くイメージが決まります。

ブライダルフェアの詳細を見る →

07

料理のこと——レストランウエディングという選び方

TOASTはレストランウエディングの会場です。料理を主役に据えた結婚式ができる、という意味です。ホテルや専門式場とはここが違うところで、「ゲストにおいしいものを食べてもらいたい」が第一希望のおふたりに選ばれています。

お出ししているのは、兵庫県産の食材を活かしたモダンイタリアンです。神戸は港から食文化が入ってきた街なので、洋の料理が街の空気にもよく合います。

兵庫県産食材を活かしたモダンイタリアンのテーブル

ありがたいことに、『みんなのウェディング』兵庫県レストラン部門の口コミランキングで総合第1位(2026・評価4.40/197件)をいただきました。本番・下見・ゲストの声にもとづく評価なので、料理だけでなく一日全体への感想が含まれています。

着席のコースを軸にしながら、デザートやパンなど好きなジャンルだけをビュッフェにして、おふたりらしさを出すこともできます。神戸はパンの街ですから、パンビュッフェは思ったより盛り上がります。

結婚式以外でも、大切な日に使われています

補足になりますが、TOASTはイベントレストランとしての顔も持っています。常設で店を開けているわけではありませんが、ご予約をいただいた方に向けて、プロポーズ、ご宴席、企業とのコラボレーション、ビアガーデンなど、大切なイベントの日に営業しています。

結婚式以外の日にもこの邸宅が使われている、というのは、私たちにとってはうれしいことです。人生の節目に選ばれる場所であり続けたいと思っています。

08

TOASTについてよくあるご質問

質問をタップすると回答が開きます。

神戸・北野の結婚式場TOASTで過ごすおふたり
QTOASTはどんな結婚式場ですか?
A神戸市中央区北野町にある、邸宅を一日一組でまるごと貸切にできる結婚式場です。屋上ルーフガーデンの屋外チャペルと屋内チャペルのふたつの挙式会場、一階ラウンジ、専用テラスを備えています。料理を主役に据えたレストランウエディングの会場で、兵庫県産食材を活かしたモダンイタリアンをお出ししています。常設ではありませんが、ご予約に応じてプロポーズやご宴席、企業とのコラボレーション、ビアガーデンなどのイベントレストランとしても営業しています。運営はクレ・ドゥ・レーブ(Clef du Rêve)です。
QTOASTという名前の由来は?
ATOASTは英語で「乾杯」を意味する言葉です。グラスが上がるあの一瞬に、その場にいる人たちの気持ちがひとつになる——結婚式の大きさは招いた人の数では決まらない、という考え方から名づけられています。
Qなぜ北野には異人館が多いのですか?
A1868年の開港後、外国人はまず海沿いの居留地に住みました。来日する人が増えて居留地が手狭になると、その外側でも日本人と混じって住むことが認められ、北野にも洋館が建ちはじめます。明治20年代に山手へ向かう道が整うと、居留地の外国人たちは眺めのいい山手へ住まいを移しました。明治から昭和初期にかけて200棟を超える洋館が建てられたといわれ、戦災や開発を経ながらも今なお残っています。約9.3ヘクタールが「神戸市北野町山本通」として国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています(1980年選定)。
Q挙式の会場はどちらを選べばいいですか?
A神戸の街を見渡す景色と開放感を大切にされるなら屋上ルーフガーデンの屋外チャペル、天候を気にせず落ち着いた雰囲気をご希望なら屋内チャペルが向いています。披露宴のテーブルを囲んだまま誓いを立てる宴内人前式という選び方もあります。ご参列の顔ぶれやお日にちとあわせてご相談ください。
Q何名くらいの結婚式に対応していますか?
Aご家族だけの10名ほどの会食から、30〜40名規模のアットホームなパーティ、1.5次会のような会は120名まで承っています。邸宅をまるごと貸切にできるため、ご人数に合わせてちょうどよい距離感で過ごしていただけます。
Qアクセスを教えてください。
A新神戸駅から徒歩約8分、各線三宮駅から車で約5分(無料シャトルバス運行)です。新幹線でお越しになるご親族も駅から歩ける距離なので、遠方のゲストが多い日ほど負担を抑えられます。会場はバリアフリーに対応しています。
Q見学だけでもできますか?
Aはい、ブライダルフェアやご相談で会場をご見学いただけます。ふたつのチャペル、一階のラウンジ、専用テラス、パーティ会場をご覧いただきながら、当日の流れもその場でご相談いただけます。まだ検討を始めたばかりという段階でも、ご遠慮なくお越しください。

SUMMARY

この記事のまとめ

  • 神戸の結婚式場のなかで北野は、会場の設備ではなく「街の空気」で選ばれるエリア
  • 1868年の開港後、外国人はまず海沿いの居留地に住んだ。北野ではなかった
  • 明治20年代に道が整うと、彼らは眺めのいい丘へ住まいを移した。北野は「選ばれた丘」
  • いまも洋館が残り、約9.3haが国の重要伝統的建造物群保存地区(1980年選定)
  • TOASTは「乾杯」の意味。結婚式の大きさは招いた人の数では決まらないという考え方から
  • 邸宅は一日一組の貸切。屋外・屋内ふたつのチャペル、一階ラウンジ、専用テラス
  • 料理を主役にできるレストランウエディング。兵庫県レストラン部門の口コミで総合第1位

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Staff Voice

見学にいらしたおふたりには、まず「どんな一日にしたいですか」から伺っています。会場の説明より先に、そこを聞いたほうが早いからです。決まっていなくても大丈夫です。断片でいいので、思いつくままお話しください。北野の丘でお待ちしています。

北野の邸宅で、おふたりの一日を思い描いてみてください。

BRIDAL FAIR & CONSULTATION

ふたつのチャペルと一階のラウンジ、専用テラスをご覧いただきながら、どんな一日にしたいかをお聞かせください。ひと皿だけでも召し上がってみてください。

TOAST WEDDING
〒650-0002 神戸市中央区北野町1-5-10
受付時間:平日 12:00-19:00/土日祝 9:00-20:00

150年前の誰かが「ここで暮らしたい」と選んだ丘で。
グラスが上がる、その一瞬のために。

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